
コラム
健診で「CEAが高い」と言われた方へ|久留米市の総合内科専門医がわかりやすく解説
健診や人間ドックで「腫瘍マーカーのCEAが高い」と指摘され、不安に感じていませんか?
CEAはがんの発見に役立つ指標の一つですが、「高い=がん」とは限りません。今回は、CEAの意味や高値の原因、受診の目安について、患者さん向けにわかりやすく解説します。
![健康診断 血液検査 写真素材 [4257895] - フォトライブラリー](https://www.photolibrary.jp/mhd1/img449/450-20160220155304301402.jpg)
CEAとは何か?
CEA(がん胎児性抗原)は、主に消化器系のがん(大腸がん・胃がんなど)で上昇することがある腫瘍マーカーです。血液検査で測定でき、がんの早期発見や経過観察の補助として用いられます。
ただし、CEAはがんに特異的なものではなく、良性の病気や生活習慣でも上昇することがある点が重要です。
CEAが高くなる原因
CEAが高値となる原因は、大きく以下の2つに分けられます。
① 悪性疾患(がん)
特に消化器系のがんとの関連が知られています。
② 良性疾患・その他
- 喫煙(最もよくある原因の一つ)
- 肝機能障害(脂肪肝・肝炎など)
- 慢性閉塞性肺疾患(COPD)
- 炎症性腸疾患
- 加齢
つまり、「CEAが高い=がん確定」ではなく、背景を総合的に判断することが大切です。
CEAの数値別の目安と考えられる原因
| CEA値(ng/mL) | 目安・考えられる状態 |
|---|---|
| ~5.0 | 正常範囲(喫煙者ではやや高めでも正常のことあり) |
| 5~10 | 軽度上昇:喫煙・軽度炎症・脂肪肝などが多い |
| 10~20 | 中等度上昇:良性疾患に加え、一部のがんの可能性も |
| 20以上 | 高度上昇:がんの可能性が高く、精密検査が必要 |
※あくまで目安であり、単回の数値だけで診断はできません。
こんな方は要注意
以下に当てはまる方は、早めの精査が重要です。
- CEAが10以上で推移している
- 前回より明らかに上昇している
- 体重減少・便通異常・血便などの症状がある
- 家族にがんの既往がある
必要となる検査
CEA高値を指摘された場合、原因を調べるために以下の検査が行われます。
- 大腸カメラ(大腸内視鏡検査)
- 胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)
- 腹部エコー
- CT検査
- 血液検査(肝機能など)
特に消化器系のがんを評価するためには、内視鏡検査が重要です。
放置しても大丈夫?
「症状がないから様子見でいい」と考える方も多いですが、CEAは自覚症状が出る前の異常を拾う可能性があります。
特に数値が高い場合や上昇傾向にある場合は、放置せず原因検索を行うことが大切です。
久留米市でCEA高値を指摘された方へ
久留米市の宮﨑胃腸科内科医院では、CEA高値の精査に対応しています。
- 総合内科専門医による全身評価
- 消化器病専門医による専門的診断
- 内視鏡専門医による苦痛の少ない胃カメラ・大腸カメラ
- 肝臓専門医による肝機能評価
地域密着のかかりつけ医として、患者さん一人ひとりに合わせた検査と説明を大切にしています。
まとめ
CEA高値は必ずしもがんを意味するものではありませんが、重要なサインの一つです。
特に数値の上昇や持続がある場合は、早めに医療機関での評価を受けることが安心につながります。
「異常を指摘されたけど、どうすればいいかわからない」
そのような方は、ぜひ一度ご相談ください。早期発見・早期対応が、将来の健康を守ります。
監修 宮﨑胃腸科内科医院 副院長:宮﨑 健(みやざき けん)
日本内科学会 総合内科専門医/内科認定医
日本消化器病学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医
日本肝臓学会 専門医
日本ヘリコバクター学会H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医
日本抗加齢医学会 専門医
福岡県医師会認定かかりつけ医

📍住所:福岡県久留米市善導寺町飯田901-5
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