コラム

便が泡立つのはなぜ?気になる原因と受診の目安を久留米市の宮﨑胃腸科内科医院が解説

「トイレで便をしたとき、泡のようなものが浮いている」「便が泡立っている気がする」――このような経験をしたことはありませんか。普段あまり気にしない便の状態ですが、色や形、におい、泡立ちなどは腸の状態を知る手がかりになることがあります。今回は便が泡立つ原因と注意すべきポイントについて、久留米市の宮﨑胃腸科内科医院がわかりやすく解説します。

便秘について

便が泡立つ主な原因

便が泡立つ原因として比較的多いのは、腸内でガスが多く発生している状態です。腸内では食べ物が消化・発酵される過程でガスが発生しますが、その量が増えると便に気泡が混じり、泡立って見えることがあります。

特に次のような場合に起こりやすくなります。

①食事内容の影響

糖質や炭水化物、甘いもの、乳製品などを多く摂取すると、腸内細菌による発酵が活発になりガスが増えます。
また、食物繊維を急に多く摂った場合にも一時的に泡立つことがあります。

②腸内環境の乱れ

ストレスや睡眠不足、生活習慣の乱れなどによって腸内バランスが崩れると、ガスが増えやすくなります。便秘や下痢を繰り返す方にもみられることがあります。

③過敏性腸症候群

腹痛や下痢、便秘などを繰り返す過敏性腸症候群(IBS)では、腸内ガスが増えやすく、泡立つ便になることがあります。

④脂肪の消化吸収異常

脂肪が十分に消化されない場合、便が泡立ったり、水に浮きやすくなることがあります。膵臓や胆道の病気、吸収障害などが関係することもあります。

心配の少ないケース

次のような場合は、一時的な腸内ガスの増加による可能性が高く、経過観察で問題ないことも多いです。

  • 食べ過ぎや飲酒のあと
  • 炭酸飲料を多く飲んだとき
  • 食事内容が変わったとき
  • 一時的な下痢のあと

数日で便の状態が元に戻る場合は、過度に心配する必要はありません。

受診を検討したほうがよい症状

ただし、次のような症状がある場合は、消化器の病気が隠れている可能性もあるため注意が必要です。

  • 泡立つ便が長期間続く
  • 下痢や腹痛が続く
  • 便に血が混じる
  • 体重減少がある
  • 便が脂っぽく浮く
  • 発熱や強い腹部症状がある

このような場合には、腸炎や吸収障害、膵臓や胆道の病気などを確認する必要があります。

腸の状態を調べる検査

便の異常が続く場合には、次のような検査を行うことがあります。

特に40歳以上の方で便の変化が続く場合には、大腸ポリープ大腸がんの早期発見のためにも大腸カメラが重要になることがあります。

腸内環境を整える生活習慣

日常生活で腸内環境を整えることも大切です。

  • バランスのよい食事
  • 食物繊維や発酵食品を適度に摂取
  • 暴飲暴食を避ける
  • 適度な運動
  • 十分な睡眠
  • ストレス管理

これらを意識することで、腸内ガスの増加や便の異常が改善することもあります。

気になる便の変化は早めに相談を

便の状態は、体からの大切なサインです。泡立つ便の多くは一時的な腸内ガスの増加によるものですが、症状が続く場合には消化器の病気が隠れていることもあります。

久留米市の宮﨑胃腸科内科医院では、地域密着のかかりつけ医として、便の異常や腹部症状について丁寧に診察しています。
総合内科専門医・消化器病専門医・内視鏡専門医・肝臓専門医が在籍し、必要に応じて内視鏡検査などの精密検査も行っています。

「便の状態がいつもと違う」「泡立つ便が続いている」など気になる症状がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。早めの受診が、病気の早期発見と安心につながります。

監修 宮﨑胃腸科内科医院 副院長:宮﨑 健(みやざき けん)
日本内科学会 総合内科専門医/内科認定医
日本消化器病学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医
日本肝臓学会 専門医
日本ヘリコバクター学会H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医
日本抗加齢医学会 専門医
福岡県医師会認定かかりつけ医

📍住所:福岡県久留米市善導寺町飯田901-5
📞電話:0942-47-5800
🔗公式サイト:https://miyazaki-ichoclinic.com/
🔗内視鏡専門サイト:https://endoscope.miyazaki-ichoclinic.com/
🔗公式Instagram(インスタグラム):miyazaki.clinic_kurume
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