コラム

過敏性腸症候群(IBS)の食事と日常生活の注意点|久留米市の宮﨑胃腸科内科医院が解説

過敏性腸症候群(IBS)とは

過敏性腸症候群(IBS:Irritable Bowel Syndrome)は、大腸カメラなどの検査で明らかな異常がないにもかかわらず、腹痛・腹部不快感・下痢や便秘を繰り返す疾患です。ストレスや生活習慣、腸の動きや感覚の過敏さなどが複雑に関与していると考えられています。

久留米市の宮﨑胃腸科内科医院では、地域密着のかかりつけ医として、総合内科専門医・消化器病専門医・内視鏡専門医の立場から、IBSの症状や生活背景に合わせた丁寧な診療を行っています。


過敏性腸症候群のタイプ

IBSは主に以下の3つに分類されます。

  • 便秘型(IBS-C):便が硬く、排便回数が少ない

  • 下痢型(IBS-D):突然の下痢や便意を繰り返す

  • 混合型(IBS-M):便秘と下痢を交互に繰り返す

タイプによって適した食事内容が異なるため、自分の症状に合った工夫が重要です。

IBSと食事の基本的な考え方

過敏性腸症候群では「何を食べるか」だけでなく、食べ方・食べる量・食事のリズムも大切です。

  • 規則正しく1日3食を基本にする

  • 早食い・ドカ食いを避け、よく噛む

  • 脂肪分や刺激物を摂りすぎない

  • 体調や症状を記録し、合わない食品を把握する

近年注目されているのがFODMAP食です。FODMAPとは、小腸で吸収されにくく大腸で発酵しやすい糖質の総称で、腹痛・膨満感・下痢などの原因になりやすいとされています。IBSの方では、これらを一時的に控えることで症状が軽減するケースがあります。

FODMAPとは?

項目内容代表的な食品例
F(発酵性)腸内細菌により発酵しやすい玉ねぎ、にんにく、豆類
O(オリゴ糖)小腸で吸収されにくい糖小麦、ライ麦、玉ねぎ
D(二糖類)乳糖を多く含む牛乳、ヨーグルト、アイスクリーム
M(単糖類)果糖が多いりんご、はちみつ、マンゴー
A(ポリオール)糖アルコールガム、キシリトール、きのこ類
低FODMAP食品・高FODMAP食品の具体例
分類食品例
低FODMAP(比較的安心)白米、うどん、そば、じゃがいも、にんじん、トマト、卵、魚、肉、バナナ、みかん
高FODMAP(症状が出やすい)パン・パスタ(小麦)、牛乳、ヨーグルト、玉ねぎ、にんにく、豆類、りんご、甘味料入りガム

FODMAP食は一生続ける食事制限ではありません。まずは症状が強い時期に高FODMAP食品を控え、症状が落ち着いたら少しずつ食品を戻して、自分に合わないものを見極めることが大切です。

タイプ別:過敏性腸症候群に適した食事一覧表

タイプおすすめの食事・食品控えたい食品
便秘型(IBS-C)水溶性食物繊維(オートミール、海藻、バナナ)、発酵食品(ヨーグルト、味噌)、十分な水分精製された白米・パンの過剰摂取、菓子類、脂っこい食事
下痢型(IBS-D)消化の良い食事(白米、うどん、豆腐)、温かい料理、低脂肪食香辛料、カフェイン、アルコール、乳製品(特に牛乳)
混合型(IBS-M)バランスの良い和食、低FODMAP食品、体調に応じた調整暴飲暴食、刺激物、冷たい飲食物

※症状の出方には個人差があるため、無理な制限はせず、少しずつ調整しましょう。

日常生活での注意点

① ストレスとの付き合い方

IBSはストレスの影響を受けやすい病気です。十分な睡眠、適度な運動、リラックスできる時間を意識的に取り入れましょう。

② 生活リズムを整える

不規則な生活は腸のリズムを乱します。起床・就寝時間を一定にし、朝食後にトイレに行く習慣をつけることも有効です。

③ 市販薬に頼りすぎない

下痢止めや便秘薬を自己判断で使い続けると、症状が悪化することもあります。症状が続く場合は医療機関に相談しましょう。

検査が必要なケースもあります

「ただのIBSと思っていたが、実は別の病気だった」というケースもあります。体重減少、血便、夜間の腹痛、40歳以降の症状出現などがある場合は、大腸カメラなどの検査が必要です。

宮﨑胃腸科内科医院は、久留米市の内科・内視鏡クリニックとして、苦痛に配慮した大腸内視鏡検査にも対応しています。

まとめ|久留米市で過敏性腸症候群の相談は宮﨑胃腸科内科医院へ

過敏性腸症候群は、食事と日常生活の見直しで症状が大きく改善することがあります。一人で悩まず、地域のかかりつけ医として患者さん一人ひとりに寄り添った診療を行う、久留米市の宮﨑胃腸科内科医院へご相談ください。

監修 宮﨑胃腸科内科医院 副院長:宮﨑 健(みやざき けん)
日本内科学会 総合内科専門医/内科認定医
日本消化器病学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医
日本肝臓学会 専門医
日本ヘリコバクター学会H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医
日本抗加齢医学会 専門医
福岡県医師会認定かかりつけ医

📍住所:福岡県久留米市善導寺町飯田901-5
📞電話:0942-47-5800
🔗公式サイト:https://miyazaki-ichoclinic.com/
🔗内視鏡専門サイト:https://endoscope.miyazaki-ichoclinic.com/
🔗公式Instagram(インスタグラム):miyazaki.clinic_kurume
🔗公式Facebookアカウント:宮﨑胃腸科内科医院

前へ 一覧ページに戻る
top
0942475800 診療時間 アクセス Instagram

menu

0942475800

診療時間

アクセス

Instagram