
2026年10月2日に公開予定の映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』は、21歳という若さでステージⅣの大腸がんと診断され、24歳で亡くなった遠藤和(のどか)さんの実話をもとにした作品です。テレビ番組「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」でも大きな反響を呼んだエピソードが映画化され、川口春奈さんが主人公・和さんを演じます。和さんが亡くなる10日前まで書き続けた日記を原作とし、夫や家族との愛、命の尊さ、生きることの意味を描いた作品として注目されています。
この映画は、単なる感動作ではありません。私たちに「健康」や「命」と向き合う大切さを教えてくれる作品でもあります。
大腸がんは、日本人に非常に多いがんの一つです。一方で、早期に発見できれば高い確率で治療が期待できる病気でもあります。しかし、進行するまで自覚症状がほとんどないことも少なくありません。
「まだ若いから大丈夫」
「便秘が続くだけだから様子を見よう」
「痔だと思うから心配ない」
このように考えて受診を先延ばしにしてしまう方は少なくありません。しかし、血便や便秘・下痢を繰り返す、便が細くなった、お腹の張りや腹痛が続く、原因の分からない貧血や体重減少などの症状がある場合には、大腸がんをはじめとする病気が隠れている可能性があります。
もちろん、これらの症状が必ずしも大腸がんを意味するわけではありません。しかし、「何もなければ安心」という結果を得るためにも、症状を放置せず医療機関で相談することが大切です。
症状がないからと安心してはいけません
症状がない方でも、40歳を過ぎたら定期的ながん検診を受けることが重要です。便潜血検査は大腸がん検診として広く行われており、早期発見につながる有効な検査です。もし便潜血検査で「要精密検査」と判定された場合は、「一度くらいだから大丈夫」と自己判断せず、必ず大腸カメラ検査を受けましょう。
大腸カメラ検査では、大腸全体を直接観察できるだけでなく、大腸ポリープを発見した場合には、その場で切除できることもあります。大腸がんの多くは腺腫性ポリープから発生すると考えられており、ポリープの段階で切除することは、大腸がんの予防にもつながります。
久留米で大腸カメラをご希望なら宮﨑胃腸科内科医院へ
久留米市の宮﨑胃腸科内科医院では、久留米市の大腸がん検診に対応しているほか、便潜血検査で要精密検査となった方を対象とした精密検査(大腸カメラ)を実施しています。総合内科専門医・消化器病専門医・内視鏡専門医が、一人ひとりの症状や検査結果に応じて丁寧に診察し、必要な検査をご提案いたします。
「まだ大丈夫」と思っていた病気が、検査によって早期に見つかることは決して珍しくありません。そして、早期発見は治療の選択肢を広げ、将来の生活を守ることにつながります。
映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』は、一人の女性が命と向き合い、家族への深い愛を残した実話です。その物語に触れたとき、「自分や大切な家族の健康について考えてみよう」と思う方も多いのではないでしょうか。
「『もっと早く受けていれば』を、誰にも言わせたくない。」
「検査は、自分だけでなく大切な人を守るための選択。」
ご自身のため、そして大切な人のためにも、定期的ながん検診を受けること、気になる症状があれば放置せず早めに受診することを心がけましょう。早期発見・早期治療は、未来を守る大切な一歩です。