脂質異常症とは?
脂質異常症(高脂血症)とは、血液中の
- LDLコレステロール(悪玉コレステロール)
- HDLコレステロール(善玉コレステロール)
- 中性脂肪(トリグリセリド)
のいずれかが基準値から外れている状態をいいます。
特に問題となるのは、LDLコレステロールの増加とHDLコレステロールの低下です。これらは血管の内側にコレステロールがたまり、動脈硬化を進行させます。
L/H比とは?
最近注目されている指標に「L/H比(LDL÷HDL)」があります。
これは動脈硬化リスクをより正確に評価する指標です。
- 1.5以下:理想的
- 2.0以上:要注意
- 2.5以上:動脈硬化リスク高い
単にLDLの数値だけでなく、HDLとのバランスを見ることが大切です。
コレステロールの治療について
LDLコレステロールが高い場合、まずは生活習慣の改善が基本です。
生活習慣の見直し
- 飽和脂肪酸(脂身、揚げ物)の制限
- 野菜・食物繊維の摂取増加
- 適度な有酸素運動(週150分程度)
- 禁煙
それでも改善しない場合や、動脈硬化リスクが高い方には薬物療法を検討します。
主な治療薬
- スタチン(LDLを下げる第一選択薬)
- エゼチミブ(コレステロール吸収を抑制)
- PCSK9阻害薬(重症例に使用)
患者さんの年齢、血圧、糖尿病の有無などを総合的に判断し、総合内科専門医が適切な治療方針を決定します。
中性脂肪の治療について
中性脂肪が高い原因の多くは、糖質過多やアルコール摂取です。
改善のポイント
- 甘い飲み物や間食を控える
- アルコールを減らす
- 体重を5%減らす
- 有酸素運動の習慣化
中性脂肪が著しく高い場合(500以上など)は、膵炎のリスクがあるため薬物療法を行います。
主な治療薬
- フィブラート系薬剤
- EPA製剤(血管保護作用あり)
生活習慣の改善が特に重要なのが中性脂肪の特徴です。
放置しないことが大切です
脂質異常症は「症状がないから大丈夫」と思われがちですが、静かに血管を傷める病気です。早期発見・早期介入が将来の心筋梗塞や脳梗塞の予防につながります。
久留米市の宮﨑胃腸科内科医院では、健診異常の再検査、生活習慣指導、薬物治療まで一貫して対応しております。地域のかかりつけ医として、患者さん一人ひとりに寄り添った医療を提供しています。
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脂質異常を指摘された今こそ、将来の健康を守る第一歩を踏み出しましょう。











