
コラム
便潜血が陰性でも大腸カメラは必要?|久留米市の消化器病・内視鏡専門医

みなさんは大腸がん検診をちゃんと受けていますか?大腸がんは40歳を過ぎたあたりから死亡する確率が急激に上昇するため、40歳以上の人では定期的に検診を受けることが勧められており、毎年検診を受けることで大腸がん死亡率が60%減少することが報告されています。
大腸がんは非常に多い病気です
2019年に大腸がんと診断された人は15万人以上、2020年に大腸がんで死亡された人は5万人以上です。
がんによる死亡者数では、女性で1位、男性では肺がんに次いで2位という多さです。
大腸がんの増加には、食生活やアルコール摂取、肥満などが関連していると言われています。
便潜血検査・大腸カメラってどんな検査?

便潜血検査と大腸カメラ検査、どちらも大腸がんの早期発見に繋がる検査です。
- 便潜血検査は大腸がんのスクリーニング検査で健康診断などで広く取り入れられており、便中に血液が含まれていないか確認します
- 大腸カメラは肛門から内視鏡を挿入して全大腸(盲腸〜直腸)を隅々まで直接観察する検査です。
便潜血検査が陰性だったら安心?
前述の通り、便潜血検査は便に血液が含まれているかどうかを調べることで、消化管からの出血の有無を確認します。では、陰性だったら大腸がんの心配はないということなのでしょうか?
、、、実はそうではありません!!
便潜血検査が陰性であったとしても、「大腸がんはない」とは言い切れないのが実情です。
便潜血検査では便に血液が含まれていないと陰性となりますが、早期大腸がんや大腸ポリープでは消化管からの出血が起こらないため、多くの場合、陰性となります。
また進行している大腸がんであっても、必ず出血するとは限らず、「便潜血検査が陰性だったのに、大腸カメラを受けたら大腸がんが見つかった」ということが起こり得るのです。
⚠️進行大腸がんの約30%は便潜血が陰性となります(偽陰性)
⚠️前がん病変である大腸ポリープは陽性率が低く10~50%と報告にばらつきがあります
⚠️一方で、陽性でも必ずしも大腸にポリープやがんが存在するとは限らず、便潜血陽性の方の約30~40%は検査をしても大腸に病変を認めません(偽陽性)
きちんと大腸がんを調べるなら大腸カメラがおすすめ
便潜血検査で陽性反応が出た場合、より精密に調べるために大腸カメラ検査を受けることが推奨されており、大腸カメラを受けた方が、より確実な大腸がんの診断に繋がるというわけです。便潜血陽性以外にも、「これまで大腸カメラを受けたことがない」「大腸がんの家族歴がある」「最近便の出が悪くなった」など一つでも当てはまる方は、是非一度大腸カメラを受けられることをおすすめします。
苦痛の少ない大腸カメラを行います
大腸カメラ検査に対して「痛そう」「きつそう」というイメージをお持ちかもしれませんが、当院では鎮静剤を使用した苦痛の少ない検査、安全な日帰りポリープ切除術を行なっております。
また、当院では午後の大腸カメラだけでなく、希望に応じて午前中で検査が終了し帰宅可能な午前の大腸カメラも受けることができます。大腸検査食と送水ジェット装置を併用することで、早くて精度の高い検査が可能となり、多忙なために丸一日は休めないという患者様などに非常に喜ばれております。
まとめ|安心の大腸カメラなら内視鏡専門医のいる宮﨑胃腸科内科医院へ
便潜血検査が「陰性」でも、大腸の病気が完全に否定できるわけではありません。実際には、早期の大腸がんやポリープ、炎症性腸疾患などは便潜血検査では見逃されることもあります。腹痛、便秘や下痢の繰り返し、血便の既往、家族歴がある方は、症状が軽くても大腸カメラによる詳しい確認が安心につながります。
久留米市の宮﨑胃腸科内科医院では、消化器病専門医・内視鏡専門医が患者さま一人ひとりの不安に寄り添い、丁寧で負担の少ない大腸カメラ検査を行っています。地域密着の内科クリニックとして、「異常なし」をしっかり確認することも大切にしています。便潜血陰性でも気になる症状がある方は、どうぞ早めにご相談ください。

福岡県久留米市の内科、消化器内科、胃腸科、内視鏡内科なら宮﨑胃腸科内科医院にお任せください。
高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病の治療をはじめ、胃カメラ(上部内視鏡検査)、ピロリ菌検査、大腸カメラ(下部内視鏡検査)、日帰り大腸ポリープ切除術などを行っております。何か気になる症状などありましたら、いつでもお気軽にご相談ください。
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監修 宮﨑胃腸科内科医院 副院長:宮﨑 健(みやざき けん)
日本内科学会 総合内科専門医/内科認定医
日本消化器病学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医
日本肝臓学会 専門医
📍住所:福岡県久留米市善導寺町飯田901-5
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