
コラム
世界・日本で再び増加する麻しん(はしか)とは?予防とワクチンの重要性を解説
近年、世界各国で麻しん(はしか)の流行が再び問題となっており、日本国内でも輸入症例をきっかけとした感染拡大が報告されています。「子どもの病気」というイメージを持たれがちですが、実際には大人が感染すると重症化しやすく、注意が必要な感染症です。
今回は、麻しんの特徴や症状、予防方法について、久留米市の宮﨑胃腸科内科医院がわかりやすく解説します。
麻しん(はしか)とはどんな病気?
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる非常に感染力の強い病気です。空気感染・飛沫感染・接触感染と、さまざまな経路で広がり、免疫のない人が接触するとほぼ100%感染するといわれています。
潜伏期間は約10〜12日で、その後以下のような症状が現れます。
- 高熱(38〜39℃以上)
- 咳、鼻水、目の充血
- 全身の発疹(赤いブツブツ)
- 強い倦怠感
一度解熱した後に再び高熱が出る「二峰性発熱」も特徴です。
大人の麻しんは重症化しやすい
麻しんは子どもだけでなく、大人も感染します。特に以下の方は注意が必要です。
- ワクチン未接種の方
- ワクチン1回のみの方
- 抗体が十分でない方
大人が感染すると、高熱が長引いたり、肺炎や脳炎などの合併症を起こすリスクが高くなります。入院が必要になるケースもあり、決して軽視できません。
なぜ今、麻しんが問題になっているのか?
現在、海外ではワクチン接種率の低下や国際的な人の移動の増加により、麻しんの流行が再拡大しています。
日本では定期接種により患者数は減少しましたが、海外からの持ち込み(輸入感染)によって、地域的な流行が発生することがあります。特に人の往来が多い都市部や観光地では注意が必要です。
麻しんの予防はワクチンが最も有効
麻しんはワクチンで予防できる病気です。現在はMRワクチン(麻しん・風しん混合ワクチン)が使用されています。
十分な免疫を得るためには、2回接種が推奨されています。
- 1回接種:約90%の予防効果
- 2回接種:約95%以上の予防効果
過去に接種歴があっても、抗体が低下している場合があります。そのため、自分の免疫状態を確認することが重要です。
抗体検査で自分の免疫をチェック
久留米市の宮﨑胃腸科内科医院では、麻しんの抗体検査を行っています。
- 麻しん抗体検査:3,000円
抗体価を確認することで、ワクチン接種が必要かどうかを判断できます。
MRワクチン接種について
当院ではMRワクチン接種も行っています。
- MRワクチン:9,000円
抗体価に応じて、以下のように接種回数が異なります。
- 抗体が不十分:1回または2回接種
- 抗体がほとんどない:2回接種推奨

特に以下の方には接種をおすすめしています。
- 医療・介護従事者
- 妊娠を希望している方(※妊娠中は接種不可)
- 海外渡航予定のある方
- 小さなお子様と接する機会が多い方
気になる症状があれば早めの相談を
麻しんは感染力が非常に強いため、疑いがある場合は事前に医療機関へ連絡することが重要です。院内感染を防ぐためにも、直接来院する前にご相談ください。
まとめ
麻しんは「昔の病気」ではなく、現在も世界的に流行している感染症です。特に大人の感染は重症化リスクが高いため、抗体の確認とワクチン接種が非常に重要です。
久留米市の宮﨑胃腸科内科医院では、地域に密着したかかりつけ医として、麻しんの抗体検査やワクチン接種を通じて皆さまの健康をサポートしています。
「自分は免疫があるのだろうか?」と気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。早めの対策が、ご自身と周囲の大切な方を守ることにつながります。
監修 宮﨑胃腸科内科医院 副院長:宮﨑 健(みやざき けん)
日本内科学会 総合内科専門医/内科認定医
日本消化器病学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医
日本肝臓学会 専門医
日本ヘリコバクター学会H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医
日本抗加齢医学会 専門医
福岡県医師会認定かかりつけ医

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