
コラム
一番長生きするBMIはいくつ?やせ・肥満の基準と健康との関係を総合内科専門医が解説
「体重はどのくらいが健康的なのか」「やせている方が長生きできるのか」といった疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。健康の目安として広く用いられているのがBMI(体格指数)です。今回は、一番長生きするとされるBMIや、やせ・肥満の定義について、久留米市の宮﨑胃腸科内科医院がわかりやすく解説します。

BMIとは?
BMI(Body Mass Index)は、体重と身長から算出される体格の指標です。
BMI = 体重(kg) ÷ 身長(m)²
日本人では、このBMIが健康状態と密接に関係していることがわかっています。
やせ・肥満の定義(日本肥満学会)
日本では、以下のようにBMIで分類されています。
・BMI 18.5未満:やせ
・BMI 18.5~24.9:普通体重
・BMI 25以上:肥満
・BMI 35以上:高度肥満
さらに肥満は細かく分かれます。
・BMI 25~29.9:肥満(1度)
・BMI 30~34.9:肥満(2度)
・BMI 35~39.9:肥満(3度)
・BMI 40以上:肥満(4度)
一番長生きするBMIは?
さまざまな疫学研究から、「最も死亡率が低いBMI」は20~25の範囲とされています。特に日本人では、BMI22前後が最も病気が少なく、長寿に関連すると報告されています。
一方で、BMIが低すぎても高すぎても死亡リスクは上昇することが知られており、「U字型」の関係があるとされています。
やせすぎのリスク
「やせている=健康」と思われがちですが、実はやせすぎも注意が必要です。
- 免疫力の低下
- 感染症にかかりやすい
- 骨粗しょう症のリスク上昇
- 高齢者ではフレイル(虚弱)の原因
特に高齢の方では、やせすぎが寝たきりや要介護の原因になることもあります。
肥満のリスク
一方、肥満はさまざまな生活習慣病と関係します。
特にBMI25以上になると、これらのリスクが徐々に増加します。さらに高度肥満では、睡眠時無呼吸症候群や関節疾患など、日常生活に支障をきたす病気も増えてきます。
BMIだけで判断しないことも重要
ただし、BMIはあくまで目安です。同じBMIでも筋肉量や内臓脂肪の量によって健康状態は異なります。
・筋肉が多い人 → BMIが高くても健康的
・内臓脂肪が多い人 → BMIが正常でもリスクあり
そのため、腹囲測定や血液検査、必要に応じて超音波検査などを組み合わせて総合的に評価することが大切です。
健康的に長生きするために
長寿のためには、単にBMIを目標にするだけでなく、生活習慣の見直しが重要です。
- バランスの良い食事
- 適度な運動
- 十分な睡眠
- 定期的な健康診断
これらを意識することで、適正体重の維持と病気予防につながります。
久留米市で体重・健康管理のご相談は
久留米市の宮﨑胃腸科内科医院では、総合内科専門医・消化器病専門医・内視鏡専門医・肝臓専門医が在籍し、体重管理や生活習慣病、脂肪肝の評価などを総合的に行っています。
「最近体重が気になる」「健康診断で異常を指摘された」「やせすぎ・肥満が心配」という方は、お気軽にご相談ください。地域密着のかかりつけ医として、皆さまの健康をサポートいたします。
監修 宮﨑胃腸科内科医院 副院長:宮﨑 健(みやざき けん)
日本内科学会 総合内科専門医/内科認定医
日本消化器病学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医
日本肝臓学会 専門医
日本ヘリコバクター学会H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医
日本抗加齢医学会 専門医
福岡県医師会認定かかりつけ医

📍住所:福岡県久留米市善導寺町飯田901-5
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