各種検査・予防接種

血液検査

血液検査

血液検査では、血液中の細胞や抗体など様々な物質を項目ごとに分けて数値化します。
体に異常がある場合、血液中の物質の量が変化するため、基準値と比較することで病気の診断や将来的な発症リスクを調べられます。
肝臓や腎臓の病気、糖尿病、脂質異常症、貧血、白血病などの血液の病気を発見できます。

尿検査

尿検査

尿検査では、尿たん白、尿潜血、尿糖などの有無を調べます。
腎臓病、膀胱・尿管・尿道の病気、血液の病気、肝臓病、糖尿病などが分かります。

レントゲン検査

レントゲン検査

当院では久留米市内医療機関に先駆けて“胸部レントゲン人工知能読影(AI)ソフト”を導入しております。
医師とAIのダブルチェックにより、肺炎や肺がんなどの早期発見率が向上し、医師単独の診断と比較し病変検出率がさらに向上します。
健康診断や日常診療などさまざまな場面で幅広く活用しております。

CXR-AID

心電図検査

心電図検査

心電図検査は、心臓の電気的活動を記録し、心臓の病気の診断と治療に役立てる検査です。
狭心症、心筋梗塞、不整脈などの診断に用いられます。

24時間ホルター心電図検査

24時間ホルター心電図検査は、小型の心拍記録装置を24時間身につけて、日常生活中の心電図を長時間記録・解析する検査です。
通常の心電図検査は短時間の記録のため、不整脈を検出できないことがありますが、この検査では長時間(24時間)における一過性の異常や日常生活中の心拍の異常を検出できます。

超音波検査

超音波検査

超音波検査は、プローブという小さな端子を体に当てて、高周波の超音波を体内に送り、その反射波を利用して臓器の大きさや形状を調べる検査です。
肝臓、胆嚢、膵臓、腎臓などの腹部臓器の他、心臓や頸動脈、甲状腺などの状態を確認でき、痛みを伴わずに5~15分で終了します。

骨密度検査

骨密度検査は、骨粗しょう症の予防に欠かせない検査です。
骨密度とは、骨の強さを判定するための指標で、骨密度検査ではX線を使って骨量を測ります。

血管年齢測定

血管の硬さと詰まり具合を測定します。
両腕と両足首の4か所の血圧、心音、心電図を同時に測定し、5分程度で終了します。
血管年齢検査は動脈硬化症のスクリーニング検査です。

呼吸機能検査

呼吸器の病気では、血液検査と同等、またはそれ以上に重要です。
肺活量や1秒量(1秒間に吐き出せる息の量)だけでなく、詳細な検査も同時に行います。

睡眠時無呼吸検査

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に何度も呼吸が止まり、睡眠が妨げられる疾患です。
繰り返す低酸素状態により高血圧、不整脈、心不全、脳血管障害、糖尿病なども引き起こします。
自宅で1~2晩、指先と鼻にセンサーをつけて簡易な検査で診断できます。

ワクチン・各種予防接種

新型コロナウイルスワクチン

新型コロナウイルス感染症の発症を予防し、死亡者や重症者の発生をできる限り減らし、まん延防止を図ります。
65歳以上が対象となります。

  • 自己負担額  3,260円(税込)
  • ※生活保護者、非課税者は無料
  • 接種対象者
  • ①65歳以上②60歳以上65歳未満で、心臓・腎臓・呼吸器などに重い病気またはHIVにより免疫機能障害がある方
    上記対象者以外でワクチン接種を希望をされる方は15,000円(税込)の自己負担額となります。

インフルエンザ予防接種

ワクチン接種によって、病気の発症や重症化を抑える効果が期待できます。
ワクチンの効果は約5ヶ月持続し、特に13歳未満の子供たちには抗体が形成されにくいため、2回の接種が推奨されます。

  • 64歳以下  3,500円(税込)
  • 65歳以上  1,650円(税込)
  • ※久留米市の助成制度を利用した場合

    接種期間:令和6年10月1日〜令和7年1月31日

    ※13歳以上は原則1回接種
    ※予約なしで当日来院、接種可
    ※新型コロナワクチンと同時接種可

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌は、特に高齢者にとって致命的な肺炎の主要な原因菌です。
65歳以上の方々には肺炎球菌ワクチンの接種が特に推奨されております。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は、80歳までに約3人に1人が経験すると言われており、発症後には強い痛みや神経痛の後遺症に苦しむことが多いです。
50歳以上の方に帯状疱疹ワクチンの接種が推奨されており、当院でも接種を行っています。
このワクチンは、帯状疱疹の発症リスクを減少させるだけでなく、症状の重篤化を防ぐ効果が期待されます。

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