
コラム
高血圧のよくある質問(FAQ)|久留米市 宮﨑胃腸科内科医院|総合内科専門医が解説
Q1. 高血圧とはどのような病気ですか?
高血圧とは、血液が血管の壁を押す力(血圧)が慢性的に高い状態をいいます。
高血圧は自覚症状がほとんどないことが多いため、「サイレントキラー(沈黙の病気)」とも呼ばれます。しかし、長期間続くと血管に負担がかかり、動脈硬化が進行することで、心臓病や脳血管疾患、腎臓病などのリスクにつながります。
健康診断や家庭血圧で高い数値を指摘された場合は、症状がなくても早めに医療機関へ相談することが大切です。
Q2. 血圧がどのくらい高いと高血圧ですか?
一般的に診察室血圧では、収縮期血圧(上の血圧)140mmHg以上、または拡張期血圧(下の血圧)90mmHg以上が高血圧の目安とされています。
ただし、血圧は測定する時間や環境によって変動します。
家庭で測定した血圧や生活習慣、年齢、持病なども考慮して総合的に判断します。
Q3. 健診で血圧が高いと言われましたが、症状がない場合も受診した方がよいですか?
はい。高血圧は症状がないまま進行することが多いため、放置せず一度ご相談ください。
特に健康診断で「血圧が高い」「要精密検査」「要治療」と指摘された場合は、現在の血圧状態や生活習慣、他の病気のリスクを確認することが重要です。
Q4. 高血圧を放置するとどうなりますか?
高血圧を長期間放置すると、血管への負担が続き動脈硬化が進行します。
その結果、以下のような病気のリスクが高くなります。
- 脳梗塞、脳出血
- 狭心症、心筋梗塞
- 心不全
- 腎機能低下
- 大動脈疾患
早期から血圧管理を行うことで、将来的なリスクを減らすことが期待できます。
Q5. 高血圧の原因は何ですか?
高血圧には、原因がはっきりしない「本態性高血圧」と、別の病気が原因となる「二次性高血圧」があります。
本態性高血圧には、以下のような生活習慣や体質が関係します。
- 塩分の摂りすぎ
- 肥満
- 運動不足
- 飲酒習慣
- 喫煙
- ストレス
- 加齢
- 遺伝的要因
Q6. 高血圧は生活習慣を改善すれば治りますか?
生活習慣の改善は血圧管理に非常に重要です。
減塩、適正体重の維持、運動習慣、節酒、禁煙などにより血圧が改善することがあります。
ただし、血圧の高さや合併症の有無によっては、お薬による治療が必要になる場合があります。
Q7. 高血圧の人は塩分をどのくらい控えればよいですか?
高血圧の予防・改善には減塩が重要です。
日本人は食塩摂取量が多い傾向があり、特に味噌汁、漬物、加工食品、外食などには塩分が多く含まれています。
一日の塩分摂取量を6g以内に抑えるため、調味料を控える、だしや香辛料を活用するなど、無理なく続けられる減塩が大切です。
Q8. 家庭で血圧を測る必要はありますか?
はい。家庭血圧は診療において重要な情報になります。
病院では正常でも家庭では血圧が高い「仮面高血圧」や、病院だけ高くなる「白衣高血圧」などがあります。
毎日同じ時間帯に測定し、記録しておくことで治療方針の参考になります。
Q9. 血圧は朝と夜で違いますか?
血圧は時間帯によって変化します。
一般的に朝は血圧が上昇しやすく、朝の血圧上昇は心血管イベントとの関連も指摘されています。
家庭血圧を測定する場合は、朝起床後と夜就寝前の測定がすすめられています。
Q10. 高血圧の薬は一度飲み始めると一生やめられませんか?
高血圧の治療期間は、血圧の状態や生活習慣、合併症の有無によって異なります。
生活習慣の改善により薬の量を調整できる場合もありますが、自己判断で中止すると血圧が急に上昇することがあります。
薬の変更や中止については医師に相談してください。
Q11. 高血圧の薬にはどのような種類がありますか?
高血圧治療薬には複数の種類があります。
代表的なものとして、
- カルシウム拮抗薬
- ARB
- ACE阻害薬
- 利尿薬
- β遮断薬
などがあります。
患者さんの年齢、腎機能、心臓や血管の状態などを考慮して選択します。
Q12. 血圧の薬に副作用はありますか?
薬の種類によって副作用が起こる可能性があります。
例えば、むくみ、咳、めまいなどがみられることがあります。
気になる症状がある場合は、自己判断で中止せず医師へご相談ください。
Q13. 高血圧と糖尿病や脂質異常症は関係がありますか?
はい。高血圧、糖尿病、脂質異常症、肥満は動脈硬化の危険因子です。
これらが重なると心臓病や脳血管疾患のリスクが高くなるため、血圧だけでなく血糖値やコレステロールなども含めた総合的な管理が大切です。
Q14. 高血圧の人は運動しても大丈夫ですか?
適度な運動は血圧改善に役立ちます。
ウォーキングなどの有酸素運動を継続することがすすめられています。
ただし、血圧が非常に高い場合や心臓病などがある場合は、運動開始前に医師へ相談してください。
Q15. 高血圧と肥満には関係がありますか?
肥満、特に内臓脂肪の増加は高血圧と深く関係しています。
体重を適正範囲に近づけることで血圧が改善する場合があります。
食事内容や運動習慣を見直すことが重要です。
Q16. 高血圧は何科を受診すればよいですか?
高血圧は内科で相談できます。
久留米市の宮﨑胃腸科内科医院では、総合内科専門医が高血圧の診療を行っています。
血圧管理だけでなく、糖尿病、脂質異常症、肥満、肝臓疾患など生活習慣病全般について総合的に診療しています。
Q17. 健診で高血圧を指摘された場合、予約なしでも受診できますか?
当院は予約不要で受診が可能です。
健康診断で血圧異常を指摘された方は、早めにご相談ください。
Q18. 高血圧の診察ではどのような検査をしますか?
血圧測定に加えて、必要に応じて以下の検査を行います。
- 血液検査
- 尿検査
- 心電図検査
- 心エコー検査
- 動脈硬化評価
などを行い、合併症の有無を確認します。
Q19. 若い人でも高血圧になりますか?
はい。若い方でも高血圧になることがあります。
肥満、睡眠不足、ストレス、食生活、遺伝的要因などが関係する場合があります。
健診で血圧異常を指摘された場合は年齢に関係なく相談することが大切です。
Q20. 久留米市で高血圧の相談ができる内科を探しています。どこを受診すればよいですか?
久留米市の宮﨑胃腸科内科医院では、総合内科専門医が高血圧を含む生活習慣病の診療を行っています。
健診で血圧が高いと言われた方、家庭血圧が気になる方、薬による治療について相談したい方はお気軽にご相談ください。
監修 宮﨑胃腸科内科医院 副院長:宮﨑 健(みやざき けん)
日本内科学会 総合内科専門医/内科認定医
日本消化器病学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医
日本肝臓学会 専門医
日本ヘリコバクター学会H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医
日本抗加齢医学会 専門医
福岡県医師会認定かかりつけ医

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