
コラム
大腸カメラ検査に関するよくある質問(FAQ)|久留米市の内視鏡専門医がお答えします
Q1. 大腸カメラ検査とはどのような検査ですか?
大腸カメラ(下部消化管内視鏡検査)は、肛門から細い内視鏡を挿入し、大腸全体を直接観察する検査です。大腸がんや大腸ポリープ、炎症性腸疾患などの診断に役立ちます。必要に応じて組織検査(生検)やポリープ切除を行うことも可能です。
Q2. どのような症状がある場合に大腸カメラを受けたほうがよいですか?
血便、便潜血陽性、便秘や下痢が続く、お腹の痛み、体重減少、貧血、便が細くなったなどの症状がある場合は、大腸の病気が隠れている可能性があります。症状が続く場合は早めの受診をご検討ください。
Q3. 便潜血検査で陽性でした。大腸カメラは必要ですか?
便潜血陽性は大腸がんや大腸ポリープなどの可能性があるため、精密検査として大腸カメラが推奨されます。痔が原因の場合もありますが、自己判断せず早めに検査を受けることが大切です。
Q4. 大腸カメラでどのような病気がわかりますか?
大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、クローン病、大腸憩室症、虚血性腸炎などの診断に役立ちます。また、過敏性腸症候群(IBS)は他の病気を除外するために検査が行われることがあります。
Q5. 大腸カメラ検査は痛いですか?
個人差はありますが、当院ではご希望に応じて鎮静剤を使用し、眠ったような状態で検査を受けていただけます。また、炭酸ガス送気を使用し、検査中や検査後のお腹の張りを軽減できるよう努めています。
Q6. 鎮静剤を使った大腸カメラは受けられますか?
はい。ご希望や体調に応じて鎮静剤を使用した検査に対応しています。鎮静剤を使用した場合は、ご家族の送迎や公共交通機関をご利用ください。
Q7. 大腸ポリープが見つかった場合、その場で切除できますか?
ポリープの大きさや形状などを総合的に判断し、適応がある場合は日帰りで切除できることがあります。病変によっては高度医療機関をご紹介する場合があります。
Q8. 検査時間はどのくらいですか?
観察のみの場合は15〜30分程度が目安です。ポリープ切除や組織検査を行う場合は、状況に応じて検査時間が長くなることがあります。
Q9. 下剤を飲むのが苦手ですが大丈夫ですか?
当院では飲みやすさに配慮した前処置薬を採用し、患者さんの状態に応じて複数の下剤をご用意しています。また、院内の専用スペースで下剤を服用することも可能です。
Q10. 検査前の食事で気を付けることはありますか?
検査2日前から繊維の多い食品や種のある果物、海藻類などは控えていただきます。検査前日は検査食をおすすめしており、詳しい食事内容はご予約時にご案内いたします。
検査当日は検査が終了するまで絶食となりますが、水やお茶などの水分は摂取可能です。
Q11. 午前中に大腸カメラ検査を受けることはできますか?
はい。当院ではご希望や検査スケジュールに応じて午前中に検査を受けられる体制を整えています。お仕事などで長時間のお休みが取りにくい方もお気軽にご相談ください。
Q12. 土曜日にも大腸カメラ検査を受けられますか?
はい。当院では土曜日にも大腸カメラ検査を実施しています。平日に時間を確保しにくい方にも受診しやすいよう対応しています。
Q13. 胃カメラと大腸カメラを同じ日に受けられますか?
ご希望に応じて、自費診療による胃カメラ・大腸カメラの同日内視鏡ドックに対応しています。一日で上下部消化管をまとめて検査したい方はご相談ください。
Q14. 大腸カメラは何歳から受けたほうがよいですか?
40歳を過ぎると大腸がんのリスクは徐々に高くなります。便潜血陽性の方や症状がある方、ご家族に大腸がんの方がいる場合は、年齢にかかわらず医師へご相談ください。
Q15. 痔がある場合でも大腸カメラは必要ですか?
痔による出血と思っていても、大腸がんやポリープが原因の場合があります。血便がある場合は、痔と決めつけず一度大腸カメラによる精密検査をご検討ください。
Q16. 大腸カメラ検査後に注意することはありますか?
観察のみの場合は通常の日常生活に戻れます。ポリープ切除や生検を行った場合は、飲酒・激しい運動・長時間の入浴などを数日控えていただく場合があります。詳しくは検査後にご説明します。
Q17. 大腸カメラ検査の費用はどのくらいですか?
保険診療3割負担の場合、観察のみで約7,000円前後、組織検査で約10,000円前後、ポリープ切除を行った場合は約20,000〜27,000円前後が目安です。処置内容によって費用は異なります。
Q18. 久留米市の大腸がん検診にも対応していますか?
はい。当院では久留米市の大腸がん検診(便潜血検査)に対応しています。便潜血陽性となった場合の精密検査として大腸カメラも実施しています。
Q19. 初めて大腸カメラを受けます。不安ですが大丈夫でしょうか?
初めての方は「痛そう」「恥ずかしい」と不安を感じることが少なくありません。当院では検査の流れを事前にわかりやすく説明し、ご希望に応じて鎮静剤を使用するなど、不安の軽減に配慮しています。気になることは遠慮なくご相談ください。
Q20. 生理中でも大腸カメラ検査は受けられますか?
通常は生理中でも検査を受けることが可能です。体調や出血量によっては日程変更をご提案する場合もありますので、ご不安な場合は事前にご相談ください。
Q21. 便秘がひどくても大腸カメラは受けられますか?
はい。便秘がある方でも検査は可能です。ただし、腸内をきれいにするために前処置を調整する場合があります。便秘が続いている方は予約時にお知らせください。
Q22. 下痢が続いています。大腸カメラは必要ですか?
下痢が長く続く場合は、感染症だけでなく炎症性腸疾患や大腸がんなどの病気が隠れていることがあります。症状が改善しない場合は、一度ご相談ください。
Q23. 血便が出ました。すぐに大腸カメラを受けたほうがよいですか?
血便の原因は痔だけではなく、大腸ポリープや大腸がん、炎症性腸疾患などの場合もあります。症状が続く場合や黒い便、繰り返す出血がある場合は、早めの受診をご検討ください。
Q24. 家族に大腸がんの人がいます。検査は受けたほうがよいですか?
ご家族に大腸がんの方がいる場合は、一般の方より大腸がんのリスクが高くなることがあります。年齢や家族歴などを考慮し、検査時期について医師へご相談ください。
Q25. 大腸ポリープは切除したほうがよいのでしょうか?
ポリープの種類や大きさによって対応は異なりますが、将来的にがんへ進展する可能性があるポリープでは切除が検討されます。適応がある場合は日帰りで切除できることがあります。
Q26. 血液をサラサラにする薬を飲んでいますが検査は受けられますか?
検査可能ですが、ポリープ切除を予定する場合は薬の種類によって事前の調整が必要となることがあります。自己判断で休薬せず、必ず事前に医師へご相談ください。
Q27. 糖尿病の薬やインスリンを使用しています。どうすればよいですか?
検査当日は食事制限があるため、糖尿病治療薬やインスリンの調整が必要になる場合があります。予約時に服用中のお薬をお知らせください。
Q28. 妊娠中・授乳中でも大腸カメラは受けられますか?
妊娠中は基本的に検査は行えません。授乳中も基本的には検査は控えた方が良いですが、状況次第では検査が必要となることもあります。その際は使用する薬剤の影響を考慮し授乳を一時的に控えていただく場合がありますので、事前にご相談ください。
Q29. 大腸カメラは予約が必要ですか?
はい。大腸カメラは事前診察と前処置の説明が必要となるため、原則予約制です。便潜血陽性や血便など気になる症状がある方も、お気軽にご相談ください。
Q30. 内視鏡専門医による大腸カメラを受けるメリットはありますか?
内視鏡検査は、病変を丁寧に観察し、必要に応じて組織検査やポリープ切除を行うことが重要です。経験を積んだ医師による検査は、患者さんの状態に応じた適切な観察や処置につながります。当院では、消化器・内視鏡診療に携わる医師が検査を担当しています。
Q31. 健康診断で貧血を指摘されました。大腸カメラは必要ですか?
貧血の原因はさまざまですが、消化管からの出血が関係している場合があります。特に鉄欠乏性貧血を指摘された方や原因がはっきりしない貧血では、大腸カメラなどの精密検査が検討されることがあります。医師と相談のうえ、必要な検査を受けましょう。
Q32. 40歳を過ぎたら大腸カメラを受けたほうがよいですか?
40歳を過ぎると大腸がんのリスクは徐々に高くなるため、まずは自治体などで実施している便潜血検査による大腸がん検診を定期的に受けることが勧められます。便潜血検査で陽性となった場合や、血便・便通異常などの症状がある場合、ご家族に大腸がんの方がいる場合には、大腸カメラによる精密検査をご検討ください。
Q33. 大腸カメラを受ける前に診察は必要ですか?
はい。安全に検査を行うため、事前診察で症状や服用中のお薬、既往歴などを確認し、前処置や検査当日の流れについてご説明します。
Q34. 大腸カメラは保険診療で受けられますか?
血便や腹痛、便潜血陽性、便秘・下痢などの症状や、健康診断で異常を指摘された場合の精密検査は、保険診療の対象となることがあります。症状のない検診目的の場合は、自費診療となる場合があります。
Q35. 大腸カメラで大腸ポリープが見つかる人は多いですか?
大腸ポリープは加齢とともに見つかることが多く、すべてががんになるわけではありません。しかし、種類によっては将来的にがん化する可能性があるため、必要に応じて切除が検討されます。
当院の場合、大腸カメラを受けた方のうちポリープが見つかり日帰り切除となる割合はおおよそ6割程度です。
Q36. 便潜血検査が陰性でも大腸カメラは必要ですか?
便潜血検査が陰性でも、大腸がんや大腸ポリープがないとは言い切れません。血便や腹痛、便通異常などの症状がある場合や、医師が必要と判断した場合には、大腸カメラをおすすめすることがあります。
Q37. 宮﨑胃腸科内科医院ではどのような方が大腸カメラを受けていますか?
便潜血陽性の方、血便や腹痛、便秘・下痢などの症状がある方、健診で貧血や体重減少を指摘された方、大腸ポリープ切除後の定期検査をご希望の方など、幅広い患者さんが受診されています。一人ひとりの症状や目的に応じて検査をご案内しています。
監修 宮﨑胃腸科内科医院 副院長:宮﨑 健(みやざき けん)
日本内科学会 総合内科専門医/内科認定医
日本消化器病学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医
日本肝臓学会 専門医
日本ヘリコバクター学会H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医
日本抗加齢医学会 専門医
福岡県医師会認定かかりつけ医

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