
コラム
逆流性食道炎を改善する生活習慣 ~薬だけに頼らない「非薬物療法」とは~
「胸やけが続く」「食後に胃酸が上がってくる感じがする」「のどの違和感がある」――このような症状がある場合、逆流性食道炎の可能性があります。
逆流性食道炎は、胃酸や胃の内容物が食道に逆流することで、食道の粘膜に炎症が起こる病気です。日本では患者さんが年々増えており、成人の10~20%程度が経験するといわれています。
治療には胃酸を抑える薬がよく使われますが、実は生活習慣や食事を見直す「非薬物療法」も非常に重要です。日常生活の工夫によって、症状が大きく改善することも少なくありません。
久留米市の宮﨑胃腸科内科医院では、薬物治療だけでなく生活習慣の改善も含めた総合的な治療を行っています。ここでは、逆流性食道炎の改善に役立つ生活上のポイントをご紹介します。

逆流性食道炎が起こる主な原因
逆流性食道炎は、次のような要因が重なることで起こります。
- 食べ過ぎ
- 脂っこい食事
- 肥満
- 食後すぐに横になる習慣
- アルコールや喫煙
- 加齢による食道括約筋の弱化
つまり、生活習慣が大きく関係する病気なのです。
◎生活習慣で気をつけたいポイント
1 食後すぐ横にならない
食後すぐに横になると、胃の内容物が食道へ逆流しやすくなります。
食後2~3時間は横にならないようにすることが大切です。特に夕食後は、軽く座って過ごすだけでも逆流の予防になります。
2 寝るときは上半身を少し高くする
就寝中は胃酸が逆流しやすい時間帯です。
枕を少し高くする、またはベッドの頭側を10~15cmほど高くすることで、逆流を防ぎやすくなります。
3 体重管理を心がける
肥満は腹圧が高くなり、胃酸の逆流を引き起こしやすくなります。
体重を適正範囲に保つことで、症状の改善が期待できます。特に内臓脂肪の増加は逆流性食道炎の大きな原因とされています。
4 締め付けの強い服を避ける
ベルトやガードルなど、腹部を強く締め付ける衣類は腹圧を高め、逆流の原因になります。
できるだけゆったりした服装を選ぶことも予防の一つです。
◎食事で気をつけたいポイント
1 食べ過ぎない
胃がいっぱいになると、胃の圧力が高まり逆流が起こりやすくなります。
腹八分目を意識することが大切です。
2 脂っこい食事を控える
脂肪分の多い食事は胃の排出を遅らせ、逆流を引き起こしやすくします。
控えめにしたい食品の例
- 揚げ物
- 脂身の多い肉
- こってりしたラーメン
- バターやクリームの多い料理
3 刺激物や嗜好品に注意
次のような食品は胃酸分泌を増やし、症状を悪化させることがあります。
- アルコール
- コーヒー
- 炭酸飲料
- チョコレート
- 香辛料の強い料理
完全に禁止する必要はありませんが、症状が出る場合は控えめにすることが重要です。
4 夕食は寝る3時間前までに
夜遅い食事は、胃の中に食べ物が残ったまま就寝することになり、逆流を起こしやすくなります。
できれば就寝の3時間前までに夕食を済ませるようにしましょう。
症状が続く場合は検査が大切
胸やけや胃の不快感が続く場合、逆流性食道炎だけでなく次の病気が隠れていることもあります。
- 食道がん
- 胃がん
- 胃潰瘍
- 機能性ディスペプシア
そのため、症状が長引く場合は胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)による確認が重要です。
久留米市の宮﨑胃腸科内科医院は、地域密着の内科・内視鏡クリニックとして、これまで2万件以上の内視鏡検査実績があります。
総合内科専門医・消化器病専門医・内視鏡専門医が在籍し、患者さんの負担に配慮した検査を行っています。また、ピロリ菌感染症認定医による診療も行っています。
気になる症状があれば早めにご相談ください
逆流性食道炎は、薬だけでなく生活習慣の改善によって症状が大きく軽減することが多い病気です。
「胸やけが続く」
「のどの違和感がある」
「食後に胃酸が上がる感じがする」
このような症状がある場合は、無理に我慢せず、早めに医療機関へご相談ください。
久留米市で胸やけや胃の不調にお悩みの方は、地域のかかりつけ医として宮﨑胃腸科内科医院までお気軽にご相談ください。
監修 宮﨑胃腸科内科医院 副院長:宮﨑 健(みやざき けん)
日本内科学会 総合内科専門医/内科認定医
日本消化器病学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医
日本肝臓学会 専門医
日本ヘリコバクター学会H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医
日本抗加齢医学会 専門医
福岡県医師会認定かかりつけ医

📍住所:福岡県久留米市善導寺町飯田901-5
📞電話:0942-47-5800
🔗公式サイト:https://miyazaki-ichoclinic.com/
🔗内視鏡専門サイト:https://endoscope.miyazaki-ichoclinic.com/
🔗公式Instagram(インスタグラム):miyazaki.clinic_kurume
🔗公式Facebookアカウント:宮﨑胃腸科内科医院








