
コラム
冬に咳が長引く方へ|その原因と対策について久留米市の総合内科専門医が解説
寒さが厳しくなる冬の時期、「咳がなかなか止まらない」「夜になると咳がひどくなる」「風邪は治ったはずなのに咳だけが残っている」といったお悩みで受診される方が増えてきます。久留米市の宮﨑胃腸科内科医院でも、冬になると咳の相談が多くなります。咳はよくある症状ですが、原因によっては注意が必要なこともあります。
![]()
冬に咳が増える主な原因
冬の咳の原因として多いのが、空気の乾燥と冷えです。気温が下がると空気が乾燥し、のどや気道の粘膜が刺激を受けやすくなります。これにより、わずかな刺激でも咳が出やすくなります。
また、風邪やインフルエンザなどの感染症も冬に増える代表的な原因です。感染症が治った後も、気道が過敏な状態になり、咳だけが数週間続く「感染後咳嗽(がいそう)」になることがあります。
さらに、咳喘息や気管支喘息、慢性気管支炎などの病気が隠れている場合もあります。特に「夜間や早朝に咳が出る」「運動後や冷たい空気で咳が出る」「痰がほとんど出ない乾いた咳が続く」といった症状がある場合は、早めの受診が大切です。
放置してはいけない咳のサイン
咳は自然に治ることも多いですが、
- 2週間以上続く
- 息苦しさやゼーゼー音を伴う
- 発熱や血痰がある
- 体重減少を伴う
といった場合は、肺炎や結核、肺がんなどの可能性も否定できません。久留米市の内科クリニックとして、当院では必要に応じて検査を行い、原因を見極めた診療を行っています。
冬の咳を予防・軽減するための対策
冬の咳対策として、日常生活でできることも重要です。
まず、室内の乾燥対策です。加湿器を使用し、湿度を40〜60%程度に保つことで、のどや気道への刺激を減らすことができます。外出時や就寝時のマスク着用も効果的です。
次に、体を冷やさないこと。首元を温め、冷たい空気を直接吸い込まないよう心がけましょう。十分な睡眠と栄養も、免疫力を保つために欠かせません。
冬の咳の原因として増えている「寒暖差アレルギー」
近年、冬の咳の原因として増えているのが、いわゆる寒暖差アレルギーです。正式には「血管運動性鼻炎」と呼ばれ、花粉やハウスダストのようなアレルゲンが原因ではなく、急激な気温差(7℃以上)によって自律神経が乱れることで症状が起こります。
寒い屋外から暖房の効いた室内に入ったとき、朝晩の冷え込み、エアコンの風などが刺激となり、咳、鼻水、鼻づまり、のどの違和感が現れることがあります。特に冬は、冷たい空気を吸い込むことで気道が刺激され、咳が出やすくなります。
寒暖差アレルギーによる咳の特徴は、発熱がなく、風邪薬を飲んでも改善しにくい点です。また、アレルギー検査では異常が出ないため、「原因が分からない咳」として長引いてしまうことも少なくありません。
寒暖差アレルギーによる咳への対策
寒暖差アレルギー対策として重要なのは、急激な温度変化を避けることです。外出時はマフラーやネックウォーマーで首元を温め、冷たい空気を直接吸い込まないようにしましょう。室内では暖房を効かせすぎず、適度な室温を保つことも大切です。
また、生活リズムを整え、自律神経を安定させることも予防につながります。十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動を心がけましょう。症状が強い場合は、内服薬や吸入薬による治療で咳が楽になることもあります。
久留米市の宮﨑胃腸科内科医院では、風邪や喘息だけでなく、寒暖差アレルギーを含めたさまざまな原因を考慮し、総合内科専門医が丁寧に診察を行っています。冬に咳が続く方は、「季節の変わり目だから仕方ない」と我慢せず、早めにご相談ください。
咳が続くときは早めにご相談ください
咳は「よくある症状」だからこそ、自己判断で様子を見続けてしまいがちです。しかし、原因に合った治療を行うことで、早く楽になるケースも多くあります。久留米市の宮﨑胃腸科内科医院では、地域密着のかかりつけ医として、総合内科専門医が患者さん一人ひとりの症状を丁寧に診察し、適切な治療と生活指導を行っています。
冬の咳でお困りの方、なかなか治らず不安な方は、お気軽に当院までご相談ください。早めの受診が、つらい咳から解放される第一歩です。
監修 宮﨑胃腸科内科医院 副院長:宮﨑 健(みやざき けん)
日本内科学会 総合内科専門医/内科認定医
日本消化器病学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医
日本肝臓学会 専門医
日本ヘリコバクター学会H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医
日本抗加齢医学会 専門医
福岡県医師会認定かかりつけ医

📍住所:福岡県久留米市善導寺町飯田901-5
📞電話:0942-47-5800
🔗公式サイト:https://miyazaki-ichoclinic.com/
🔗内視鏡専門サイト:https://endoscope.miyazaki-ichoclinic.com/
🔗公式Instagram(インスタグラム):miyazaki.clinic_kurume
🔗公式Facebookアカウント:宮﨑胃腸科内科医院








